回線から聴こえるキミのコエ
 ボクの涙腺を直撃した
 何もないのに何でか泣きたくなった
 浮かされた世界の中、キミだけがリアル
 見慣れた白い天井、独りきりの狭い部屋
 いつもは気にならないはずの日常なのに
 ボクはいつになく孤独を感じた
 寂しくて用もないのに押したボタン
 繋がるまでの数回のコール
 初めて掛けるときみたいに心臓がドキドキした
 何を言っていいのかわからなくて
 聴こえてきた日常に視界がぼやけた



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