熱
回線から聴こえるキミのコエ
ボクの涙腺を直撃した
何もないのに何でか泣きたくなった
浮かされた世界の中、キミだけがリアル
見慣れた白い天井、独りきりの狭い部屋
いつもは気にならないはずの日常なのに
ボクはいつになく孤独を感じた
寂しくて用もないのに押したボタン
繋がるまでの数回のコール
初めて掛けるときみたいに心臓がドキドキした
何を言っていいのかわからなくて
聴こえてきた日常に視界がぼやけた
−END−
−−−−−−−−→
BACK
←